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コッツワールド代表取締役 小尾のブログ。
Cha Tea in 西日暮里 Part.5
Cha Tea 紅茶教室 新築リポート


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ロンドンのテンプル駅近くにある、
紅茶で有名なトワイニング本店
このお店のエントランス床に注目すると・・・


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なんとも可愛らしいモザイクタイル
見れば見るほど凝っていて、色使いも絶妙です


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と、こちらも負けていられません!
ヴィクトリアンフロアタイルを砕き、オリジナルの
モザイクタイル貼りを実現致しました
タイル屋さんの頑張りで、見事な完成度です Good!



続いて


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こちらはイギリス、ストーク・オン・トレントの
「ポタリーズミュージアム&アートギャラリー」の
エントランスにある「The Made in England mosaic」
という作品です。
ストーク・オン・トレントは、陶器産業で栄えたエリアで、
皆様もよくご存じのウェッジウッド、ミントン、スポード、
ロイヤル・ドルトンもここで生まれました。
このモザイクタイルは、その歴史を称えて作られた作品です。
ライトベージュのタイルと共に散りばめられた陶器の
底裏に印された各ブランドのロゴがとても美しいです


ということで


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T様のアイディアにより、お手持ちのソーサーとプレートを
玄関アプローチに使用しようということになりました


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底裏のスタンプロゴが、ある程度残るよう割っていきます。


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ベージュ色のカラーモルタルを塗り、割った陶器を
バランスよく散りばめていきます。
完成写真はまた後日


次回もまたまた
すごい!!と言って戴きます
お楽しみに





[2011/12/22 22:00] | Cha Tea紅茶教室 | トラックバック(0)
Cha Tea in 西日暮里Part.4
Cha Tea 紅茶教室 新築リポート


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内部でもイギリス建材が次々と使用されていきます!
こちらはオークパネリングの施工風景です。
下地レールとなる部材をミリ単位でカットしながら
バランスよく施工していきます。
写真の大工さんは、12年以上前に初めてお会いした時から
何度もお仕事をご一緒しておりますが、ピカイチの
腕前です!


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こちらは床に敷くイングリッシュオーク。
リビングには「ヘリンボーン張り」という模様張りを
採用するので、先に試し置きをした時の写真です。 



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リビングの壁は、英国王室御用達サンダーソン社の
壁紙です。
T様が打合せの時に、「これがいい」と即決された壁紙です!
それもそのはず?!
なんと、お茶を注いでいる人物も描かれている
トワレ柄で、オリエンタルな雰囲気もあるCha Teaさん
バッチリなお色柄です!


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こちらはパウダールームの腰下に貼られた「リンクラスタ」
という壁紙。



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凹凸で浮き彫り模様の描かれた珍しい壁紙です。
ゴシックモチーフの個性的な柄をお選びになりました。
後日ボルドー色に塗装されます。


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ダイニング天井も同様に浮き彫り模様の入った壁紙を
使用しました。
もちろんこれもイギリス製


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アップにすると、このように凝った模様になっています。
イギリスのヴィクトリアンスタイルのお屋敷の装飾天井を
イメージしました。
イメージ通り素敵な仕上がりです


次回は更にこだわったモザイクタイルをご紹介致します
続く・・・

[2011/12/20 21:25] | Cha Tea紅茶教室 | トラックバック(0)
Cha Tea in 西日暮里 Part.3
Cha Tea 紅茶教室 新築リポート


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外壁仕上げ工事がスタートしました。
まず、コーナーにイギリス産のライムストーンを貼り、
メインのイングリッシュブリックを貼っていきます。
日本でも数少ない腕利きのレンガ職人さんで、
本当のレンガ積みを熟知しているからこその仕上がりです。
私とはもう15年近い付き合いです。


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貼り終わった時の写真です。
まだ目地材が入っていませんが、さすがの重厚感です。
T様がこだわられたフランス積み(ブリックの長手と小口を交互に積むやり方)で仕上がっています。


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さて、上の写真はご存じの方も多いと思いますが、
台東区にある洋館「旧岩崎邸」のテラスです。
イギリス人ジョサイア・コンドルによる設計の旧岩崎邸は、
随所に華やかな装飾材で彩られ、訪れた者を魅了する
建物です。
そこで使われたヴィクトリアンフロアタイルは、美しく
ため息ものです。
「こんな手の込んだ美しい床の玄関ホールが欲しい
そんなT様の願いを実現するのが私の役目です(笑)


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まずはデザイン設計。
1階ホールとパウダールームに
ヴィクトリアンフロアタイルを貼ることになりました


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これを元にタイル屋さんに細かな指示をいたします。
このタイル屋さんとも、かれこれ5年以上のお付き合いになります。
腕の良い職人さんは私にとっても非常に大切な存在です。


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パウダールームのヴィクトリアンフロアタイル
貼られた写真です。
美しいですね~!


次回は内装仕上げ
こちらも更に度肝を抜かれます(笑)


[2011/12/19 01:56] | Cha Tea紅茶教室 | トラックバック(0)
Cha Tea in 西日暮里 Part.2
Cha Tea 紅茶教室 新築リポート


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イギリス建材が届いた時の写真です。
コッツワールドでは輸入建材の半分以上をイギリス建材が
占めています。
これが英国住宅か英国風住宅かの分かれ目と
考えています。


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少しだけご紹介します。
こちらは花柄が入った便器。
タンクや洗面台も同じ柄のものを揃えました。


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赤いイングリッシュブリックです。
赤でもたくさんの種類がございますが、T様はきれい目で
ハンドメイドのブリックをお選びになられました。
まさにヴィクトリアン・レッドといった感じの色味です。


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完成後に取り付けられるオリジナルの看板です。
イメージ通り、可愛いらしく出来上がりました


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イギリス建材が届いた頃、T様とスタッフさん皆さんと、
とある打合せを行いました。
T様のお手持ちだった沢山のアンティークタイルを、
階段の蹴込み板部分にはめ込むことになり、
この組み合わせや並べ方を、皆で熟考致しました。
真夏の暑い日でしたが、充実した楽しい打合せでした


次回はレンガ工事とタイル工事
職人技に度肝を抜かれますよ







[2011/12/18 00:43] | Cha Tea紅茶教室 | トラックバック(0)
Cha Tea in 西日暮里 Part.1
Cha Tea 紅茶教室 新築リポート


今回から7回に渡って、Cha Tea紅茶教室さんの英国住宅
(着工から完成まで)をご紹介いたします。
紅茶好き、英国好きがたくさん集まる紅茶教室として有名な
Cha Teaさん。
そのオーナーのT様がコッツワールドに声をかけて下さったのは、2009年9月。
こだわりと喜びの新築リポートをご覧下さいませ。


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左は、T様が最初のお打合せに持ってきたトワイニング社
建物の絵。
そして、紅茶と言えば、もちろん有名なフォートナム&メイソン(写真右)
この2つの大きなテーマからお打合せがスタートしました。


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コッツワールドが提案した図面はこちら。
赤レンガがポイントの、まさにロンドンのヴィクトリアン・タウンハウスを切り取ってきたかのようなイメージです。


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都内では一般的な、間口が6m弱、敷地面積17坪のお土地。
決して広いお土地ではありませんが、コッツワールドの手にかかれば、立派な英国住宅が建てられます


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地鎮祭も滞りなく終え、着工です!


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上棟時の写真です。
(ダイジェスト版なので基礎、建て方の写真は省略しています。)


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外壁のモルタル下地まで終わった写真です。


次回はイギリス建材をご紹介いたします。


[2011/12/16 21:12] | Cha Tea紅茶教室 | トラックバック(0)
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プロフィール

小尾 

Author:小尾 
英国建築専門のコッツワールド
代表取締役 小尾
"Obi actually loves U.K."
コッツワールドの仕事、こだわり、
英国情報などをご紹介します。


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