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コッツワールド代表取締役 小尾のブログ。
クリブデンのインテリア
クリブデンのインテリア

【イギリス旅行記2018③】
朝食の後は、その他のお部屋やお庭を見学しました。
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明るくなってから昨夜のグレートホールを改めて見ると、荘厳さとともに細やかな装飾や造作にも目が届くようになり、あれこれ感嘆させられます。

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格子を組んだ厳かな天井(格天井)と、深紅のヴェルヴェットをまとった空間、そして歴史を感じさせるランプの数々や、絵画・甲冑等が私を当時の世界へ誘ってくれます。

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奥に構える石の暖炉(1525年製)は、初代アスター子爵ウィリアム・ウォルドーフ・アスターがフランス・バーガンディのお城で使用されていたものを1892年にパリで購入し、設置されたそうです。

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グレートホールから続く大階段も木製パネリングの重厚感が素晴らしく、各親柱の上にはクリブデンのオーナー達の姿の彫刻が据えられています。

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天井まで吹き抜けた開放感もダイナミックで、2階の回廊に設けられたアーチ型の木製装飾が愛らしいアクセントになっていたり、さらに上を見上げると1855年に描かれた天井画にも見惚れます。

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フランスの宮殿のようなフレンチ・ダイニングルームは、ルイ15世の愛人だったポンパドール夫人の城から移設したインテリアで、その煌びやかなロココ調の装飾にため息がもれます。

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そのほかにもライブラリーやドローイング・ルームなど、マナーハウスならではの豪華でエレガントなインテリアが堪能できました。

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続いて、朝食時に眺めた庭園に出て、庭園側から建物を見ると、また一段と優雅な外観に圧倒されます。

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木々に囲まれた散策小道を進み、長い階段を下りていくと、テムズ川へ出ることが出来、のどかな自然に癒されます。

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ボートに乗ることが出来るのですが、なんと朝食やアフタヌーンティーを楽しみながらの優雅なテムズ川クルーズも予約可能でした。
チャンスがあれば是非お試し下さい。

クリブデンとはここでお別れ。
次の場所へ向かいます。



本格的な英国住宅にご興味のある方、
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「やはりコッツさんは違うな!」
と感じて下さる方、
新築・建替え・リフォームをご検討中の方、是非お気軽にご相談下さい。

新築・建替えは、関東地方以外でも愛知県・近畿地方(大阪・京都・神戸)・沖縄の一部でお承りできるようになりました
「関東ではないから頼むのは無理かな。。。」と思われていた方も、まずはお問合せ下さいませ。
皆様にきっとご満足のいただける「英国住宅を心を込めてご提案させて戴きます

また、デザインアドバイス業務もお承りしています。
本格的に設計をご依頼されるよりお手頃・お気軽に、弊社のデザインや建材のコーディネートをご依頼されたい方にご好評を戴いております。
遠方地域のお客様、すでに設計・施工業者さんが決まっていらっしゃるお客様、工務店様にもご利用戴いているサービスです。


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英国から直輸入した建材で、
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「輸入建材を使用した洋風リフォームもご提案致します♪
お部屋の模様替えから外構まで、お気軽にご相談下さい。」
お問合せは、03-5433-9292
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セミオーダー英国住宅「ロンドンホーム」
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[2018/10/07 21:27] | U.K.2018 | トラックバック(0)
クリブデンで朝食を♪
クリブデンで朝食を♪

待ちに待った翌朝。
一番最初に見学したのは、朝食のお部屋です。

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ごく淡いブルーグリーン色をベースに、アクセントのゴールドを巧みに効かせた、上品かつ上級なインテリアのお部屋です。

照明器具も含め色遣いに統一感のあるコーディネートで、非常に洗練された印象です。 

左右対称を意識してデザインされた空間に、立派なクリスタルのシャンデリアと、大理石の暖炉がインテリアのフォーカルポイントにもなっています。

大理石の暖炉は、アスター家が住んでいた1906年に設置されたそうです。

 

壁にはパネリングが施されており、その上部の一つ一つには、照明のシェードと合わせた渋いグリーン色のシルクが貼られ、ミラーが設置されています。

美しさに加えて部屋の広がりも感じさせる技が感じ取れます。

カーテンは深いグリーン、ゴールド、ベージュ色を使い、さらに裏地はブルー色の生地でコーディネートされています。

 

実はこのダイニングルームは、以前は濃いローズピンク色の塗装で仕上げられたお部屋でしたが、2014年に現在の明るい空間に改装されたそうです。

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朝早かったので、特等席と思われる窓辺の席へ案内されたのですが、開放された窓からは広大なお庭を見下ろすことが出来、爽やかな朝の空気を感じながら、美味しい朝食をいただける、至福のひと時を朝から満喫致しました。

続く・・・



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[2018/09/20 23:10] | U.K.2018 | トラックバック(0)
クリブデンに到着!
イギリス旅行記2018

今年はにイギリスへ行って参りました。
爽やかな夏を期待したものの、到着後数日間は予想外の猛暑で驚かされましたが、あちこち散策を楽しんで参りました。
今回私が訪れた場所や宿泊したホテルを、何回かに分けてご紹介したいと思います。
今後の皆様のイギリスご旅行の際のご参考になれば幸いです。

「Cliveden House」
夕方イギリスに到着し、出迎えてくれた友人家族と食事を楽しんだ後、ホテルへ向かいました。建築探索のための旅なので、イギリスではほぼ毎日泊まる宿を変えながら研究しています。初日の宿に選んだのは、旧貴族の館「クリブデン・ハウス」です。
有名なマナーハウス・ホテルで、ヒースロー空港から北西へ車で約30分ほどで着くので、アクセスも良いです。
最近ではメーガン妃が挙式前夜にここに宿泊されたことでも話題になりました。
 
ゲートから小道を進んで行くと、さらに大きな門柱が現れ、その先に迫力満点のイタリアネート・スタイル(連続するアーチなどイタリアのヴィラを思わせるようなデザイン)の建物が現れます。
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16世紀に建てられたクリブデン・ハウスは、これまでの歴史の中で様々な名前で呼ばれてきました。
Cliffden, Clifden, Cliefden, Clyveden, Cleveden, そして現在のClivedenです。
名前の由来は、その立地からで、Chalk Cliffs(白亜の崖地)とテムズ川が流れているDene(渓谷)との造語からきています。
第2代バッキンガム公爵が1666年に購入した建物で、その後も貴族たちにより住み継がれ、最後の主アスター家が1893年〜1967年の間住んでいました。
1942年からナショナルトラスト(歴史的建造物・景観の保護団体)が管理しており、貴族の館と庭が今も守られています。
1969年〜1983年まではなんと、アメリカのスタンフォード大学のイギリスキャンパスとして使用されたそうで、その後の1985年からはホテル会社に貸出され、現在に至ります。

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現在のクリブデン・ハウスの建物内外は、英国国会議事堂やハイクレア城を手掛けた建築家チャールズ・バリーによるものです。

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日の長いイギリスの夏とはいえ、私の到着した9時には、すでに周囲は暗くなり始めていましたが、深い青色の夜空と月明かりに照らされたクリブデン・ハウスは、豊かな形状装飾による陰影で、どの角度から見ても絵になっていました。

 
玄関を入り、目に飛び込んできた部屋は厳かインテリアのグレートホール
チェックイン中も目はグレートホールのインテリアに釘付けです。
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いつか訪れたいと思っていた憧れの館…
早速あちこち見て回りたい気持ちを抑え、翌朝の探索を楽しみに、眠ることにしました。

次回に続く…



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[2018/09/15 20:38] | U.K.2018 | トラックバック(0)
プロフィール

小尾 

Author:小尾 
英国建築専門のコッツワールド
代表取締役 小尾
"Obi actually loves U.K."
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