ジョージアンテラスハウス 完成 Part.2
黒塗りの
ジョージアンスタイルのドアを開けると、
ウェッジウッドブルーに塗られた玄関ホールです。
ジョージアンらしいシックで上品な組み合わせです。
イギリス製の石膏製メダリオンにランタンを下げ、
グリークキーデザインの廻り縁を廻し、小さな天井の端々にも
ジョージアンスタイルにこだわりました。
手前に見えるのは石膏製のアーチ&ピラスターです。
上記のアーチ&ピラスターを抜け、真正面にまず目に飛び込むのがこの階段です。
細部まで緻密にデザインされたコッツワールドのこだわりのポイントです。
各段の側面にはステアブラケットと呼ばれる装飾をあしらい、
浮き出た柄部分を石膏細工のように白色で塗装しています。
塗装屋さんの手間はかかりますが、
完成後の感動は比になりません!
リビングからホール・階段側を撮った写真です。
ホールの床はジョージアンスタイル定番の
ライムストーン&カボションで仕上げました。
壁は淡い
グレイトーンのペンキ仕上げです。
腰下や装飾材のホワイトとのコントラストが何とも美しく、
ロバートアダム・スタイルを彷彿させます。
ホールには石膏製のニッチも取り付けました。
階段下の空間を利用して壁に埋め込んだ飾り棚です。
リビングの中央にはマントルピースを設置し、
左右対称のクラシックな空間を演出します。
床はオークの王様、イングリッシュオークの
フローリングです。
天井を見上げると直径約1メートルのメダリオンが
ラグジュアリー感をさらに引き立てます。
照明器具とともに鏡にも映り込んで、
華やかさを倍増させています。
イギリスの石膏のメダリオンは柔らかな質感の陰影が本当に美しく、ペンキ仕上げの天井に自然に溶け込みます。
ボリュームにかかわらず良く馴染み、イギリスのお屋敷のような、
一体のプラスターワークとなってくれます。
弊社が石膏製にこだわる理由はここにあります。
ジョージアンスタイルのマントルピースの内部は、
落ち着いたブラウンの大理石をあしらい、
ハース(炉床)部分を真鍮のフェンダーフレームで囲い、
炉内には鋳物のファイアーバスケットを置きました。
「本物」を知っているコッツワールドの提案力が、
フェイクの暖炉をもリアルかつ贅沢に、素敵に魅せます
次回もお楽しみに!